法人ETCカードは、一般のETCカードと同じように高速道路料金の割引を受けることが可能です。
法人ETCカードの割引
2015年8月現在適用できる割引は
平日朝夕割引
- 対象者:ETCマイレージサービスにご登録された方限定
- 対象時間:平日「朝:6時~9時」、「夕:17時~20時」
- 対象エリア:地方部
- 割引:ご利用回数に応じ還元額(無料通行分)が付く
休日割引
- 対象者:普通車、軽自動車等(二輪車)限定
- 対象時間:土曜・日曜・祝日
- 対象エリア:地方部
- 割引:30%割引
深夜割引
- 対象者:すべての車種
- 対象時間:毎日0~4時
- 割引:30%割引
その他のETC割引
- アクアライン割引
- 圏央道特別割引
- 圏央道連続利用割引
- 関越特別区間(水上~湯沢間)のETC料金
などがあります。
ETCカードによる割引は法人ETCカードでも適用できるのです。ETCの割引は以前よりは少なくなっています。以前はETCを普及させるためにお得さを前面に出す必要があったため、割引を多く用意していたのです。
今では、ある程度ETCが普及しているので、割引の数は減ってきたのです。ETCシステムというのは、割引なども瞬時に判断することができるので、色々なキャンペーンの割引なども今後増えていくことが予測されています。
法人ETCカードの値上げ
高速道路の料金所のETCレーンと有人レーンでは、維持コストが5倍も違うのです。当然、有人のレーンは人件費が発生するため、高いのです。
そこで、国土交通省は、首都圏の高速道路で自動料金収受システム(ETC)を搭載せずに通行する自動車について、通行料金を値上げする方向で検討を進めているのです。
今までは「ETCレーンはお得だから使ってね。」というスタンスだったのですが
今後は「ETCレーン使わないと料金が高くなるよ。」という脅しのスタンスに変わっていく可能性があるのです。
まとめ
ETCシステムを利用しないと
- 割引を受けられない
- 値上がりする可能性がある
のです。このような状況からも会社で事業に車を使うのであれば法人ETCカードを作ることが必要不可欠になってきているのです。